5つの顔型から、あなたの表情を診断します。
自分の顔を観察してみれば、あなたの普段の顔、そして他人からどのように見られているのか解ります。
顔型別診断
顔型によって表情はこんなに変わる
丸かったり四角かったり、あるいは逆三角形だったりと、人の顔の形にもいろいろあるものです。
しかし、それぞれの形のどれがよくてどれがよくない、ということはありません。
どんな形にしろ、美人やハンサムは必ずいるものだし、また素晴らしい笑顔も見受けられます。
問題は、それぞれの形によって、
筋肉がたるみやすかったり、脂肪がつきやすい部位が微妙に違ってくることです。
だから、いい表情をつくるために日頃からケアするにしても、
自分の顔の特徴を把握しておく必要があるのです。
ともあれ、自分の顔を好きになることが、自分らしい味を出すことにつながります。
ないものねだりをせず、表情筋の体操で欠点を克服し、
自分の顔の特徴を最大限に生かすことです。
モンタージュ写真のような味のない顔より、
世界にひとつしかない自分の顔を可愛がってほしいものです。
[あなたの顔型はどんな顔?]
早速自分の目の前に鏡を置いて、顔型を確かめてみましょう。
※鏡が手元にない場合は、スマホのカメラアプリを使いましょう。
顔型の特徴をつかんだら、ワンポイントアドバイスをクリック!
自分の顔型がよくわからないときは、家族や友達に聞いてみましょう。
(1)丸顔型
二重アゴになりやすい
頬が緩みやすく、二重アゴになりやすいのが悩みです。つまり、頬に余分な脂肪がつきやすいからです。頬筋の運動でたるみをリフレッシュすること。
(2)たまご型
下マブタがたるみやすい
バランスのとれた美形といわれますが、老化が目立ちやすいのが欠点。頬の弾力を失うと、老化が顔全体に表れやすくなります。上下のマブタもたるみやすいため、眼輪筋の運動から始めるといいでしょう。
(3)四角型
口の周辺のシワやミゾに注意
エラがはり、顔全体はたるみにくいのですが、口の周りに負担がかかるため、口元がシワやミゾになりやすくなります。鼻の下から円状に囲んでいる口輪筋の運動が効果的です。
(4)逆三角型
頬と口角が下がりやすい
人気顔のシャープなアゴも、年齢と共にアゴの肉がたるみやすく、口角も下がってきます。素敵なアゴを維持していくためには、口角下制筋の運動がおすすめ。
(5)面長型
頬の垂れ下がりに注意
間延びした顔にならないために、アゴの周りから首にかけての筋肉を引き締めて鍛えましょう。太ると、首回りに肉が付きやすくなります。頬筋、咬筋運動を重点的に鍛えることです。
表情筋を鍛えよう ― 顔の筋肉は一瞬も休むことなく365日働いている
顔の表情をつくり出すのに必要な筋肉は30種類以上もあり、複雑に関連し合っています。
それを、総称して表情筋と呼びます。
顔の筋肉は、一瞬も休むことなく365日働いています。
筋肉が皮膚を動かすと表情が変わります。
無表情に見える時でも、表情が出ないように動いているのです。
筋肉には随意筋と不随意筋がある。
随意筋は、運動神経によって思い通りに自由に動かすことができます。
手や足の筋肉のように鍛えると強くもなります。
不随意筋とは自律神経の管轄下にあって、心臓や胃などの内臓や、目の瞳孔と同じように、
意識して自由に動かせない筋肉のことです。こちらはあまり鍛えることができません。
表情筋は、これら随意筋と不随意筋のどちらの性格も合わせ持つ特殊な筋肉です。
例えば、嘘で形だけ笑うことはできますが、無意識のうちに顔の筋肉が急に引きつったりします。
これに似ている人間の機能として呼吸があります。息を止めることは自由にできます。
しかし、ずっと止めることはできません。
苦しくなると自律神経が優位に働き、息を吸うことを優先します。
自分で息を止めて自殺したという話は聞いたことがありません。
自然な笑顔を研究する上で、表情筋と呼吸と脳神経の関係は奥深いものがあります。
一方、顔をいくら研究したところで、笑顔をつくろうと行動しなければ
いい笑顔は出来ないのです。
目的は、感じのいい笑顔をつくることです。
そのために、具体的に行動しながら自分らしさを再発見する必要があります。