笑顔の法則㉒ WBC 栗山野球から学ぶ
笑顔度を上げる
WBC野球の優勝に至るプロセスから、多くを学ぶことができました。
長時間にわたりテレビで放映され、日本人の心を鷲掴みにしました。
一番 ヌートバー
彼の笑顔は、素晴らしい。
チームワークやポジティブな心、コミュニケーションの大切さを語る人は多いです。でも、笑顔が苦手なのが、シャイな日本人です。勝負の世界、いい時ばかりではありません。何をやってもうまくいかないことがあります。やり方が間違っているからではありません。笑顔度の低いまま頑張っているからです。実力が伯仲しているプロの世界で勝つか負けるかは、その場の流れに勢いがあるかどうかです。
勝負の勢いは笑顔度から生まれます。
頑張っているけど、暗い人がいます。笑顔度の低い人がいます。真面目すぎると笑顔度は下がります。注意深く慎重すぎて、勢いのない人もいます。よく考えず勢いだけでうまくやっている人もいます。
笑顔度をうまく利用したのが、全く日本人には無名だったヌートバーです。
出塁した際の「ペッパーミル・パフォーマンス」は日本で大流行しました。
笑顔でグリグリ、誰でも簡単にできるパフォーマンスがいい。彼の攻撃的な守備でも侍ジャパンを何度も救いました。
大谷とはベンチでともにはしゃぎ、大谷のエネルギーを引出したと思います。二人の関係は特別ですね。
大谷のエネルギーは、チームに広がりました。
WBC 栗山野球から学ぶチームづくりの仕掛けが的中。
ムードメーカーとしての彼の役割は、侍ジャパンにエネルギーを与え、勝利を導きました。
ヌートバーの笑顔から学ぶ
今の日本は暗いです。情報化社会になればなるほど、元気度が下がります。情報の洪水の中で生きていると、自分を客観的にクールに見る癖ができています。情報がたくさん簡単に手に入るので、リアルな体験をしたような錯覚に陥ります。いろいろ考えすぎて不安になります。やってもないのにやったような気がします。行動に慎重になり、やる前から諦める人もいます。