大自然に触れると笑顔が生まれる
真っ白な雪に埋もれるように建っている山小屋で、私は彼らとともに勉強しました。
始業の鐘がなると、先生は手を上げて教室に入ってきました。生徒は元気いっぱい先生に気づかないで遊んでいます。
次の瞬間、先生は「キープ スマイル」と大きな声で言いながら、笑顔で全員が見える位置につきました。
気づいた生徒がアイコンタクトと手の仕草で、他の生徒に笑顔で伝えていきます。
先生の笑顔に共鳴するかのように、笑顔の輪が一瞬で広がりました。
そして、全員が無言で先生に注目しました。まさに30秒のドラマでした。笑顔研修の目指すべき貴重な体験をしました。
その時の感動体験が、その後の笑顔ビジネスの基礎になりました。
パラオは大自然がいっぱいなのに、そこでわざわざ自然教育が行われていることに大木本さんは驚いたそうです。
初めは自然教育の意味もわからない子供たちの目がどんどん輝き始め、その時の彼らの澄んだ目が忘れられないそうです。「自然の大切さは、小さい時から学ばなければならない。感受性の高い子供時代こそ、必要である。」パラオの先生の言葉です。人は大自然の一部です。
しかし、こんな当たり前のことに、人間は気づいていません。
国連のサミットで決めたSDGs(持続可能な開発目標)の名前だけは知っていても、企業PRやスローガンだけで具体的な取組みにつながってきません。
日本は世界のオアシスになれ。もともと日本は大自然に恵まれた島国で、当たり前のように自然とともに生きてきました。
日本人は素晴らしい先人の知恵を学びなおし、日本流のSDGsを世界に発信すべきだと思います。
自然の中にいるとなぜか笑顔も素晴らしくなるものです。大自然は笑顔がとても似合う。
山歩きなどしていると普段自分から挨拶な苦手な大人までも、明るく挨拶したくなってしまいます。
すれ違う人同士が「こんにちは」と笑顔でこえを掛け合ってしまいます。
みんな本当にいい笑顔です。
仕事はWEBで自宅勤務、リモートが増えました。AIによる自動化が加速しています。
コンピュターやAI分野での人間らしさの研究は加速しています。今までの仕事は、ロボットやアバターに任せる時代がやってきそうです。
人間そのものが人間らしさを放棄してしまう現象、新型コロナの登場前からその傾向はありましたが、コロナ禍でその流れが顕著になりました。
人から人を感染するコロナの罠にかかったようです。
残念ながら、巷を眺めてみると日本人で挨拶ができない大人や子供が急増しました。
感情のないロボットのような人間いらないです。人間らしさを感じるのは、アバターやロボットしかなくなってしまうかも?
怖いですが現実の問題を直視すべきです。
コロナ禍で大切な心まで、自然とともに破壊してしまったのかもしれません。人間は地球の子供です。
環境問題の原点は、人間そのものあるのではないでしょうか。
自然に触れると笑顔が生まれちゃうんです。
亡くなった悪友 空の写真家 羽部くんの写真とメッセージです。
Smiling is healinng
with a lot of Love