笑わない男
笑わない男がマスコミから注目されている。ラクビーW杯で活躍した稲垣啓太だ。連日のテレビ出演で大忙し、女性の心を鷲掴みにし、モテモテで人気ナンバー1だ。
稲垣啓太の笑わない男というイメージをマスコミに広く浸透させたのはテレビ「踊る!さんま御殿!!」だろう。彼の人柄をさんま流に引き出し、笑わない男の魅力を倍増させた。強くて、優しくて、誠実そうで、私を大切にしてくれるようで、大好き。笑わない男のW杯人気は当分続きそうだ。
昨日、ゴルフの仲間が先日新潟に行った時、稲垣ファミリーとご一緒しているファミリー写真を見せてくれた。彼のお父さんの笑顔が印象に残りました。彼の家庭は、社交的な笑顔いっぱいの家庭で育ったようです。彼をよく知る人達は、笑わない男 稲垣啓太は存在しない。小さい時からとびきり身体は大きく、リーダーとして期待され結果を出した。野球少年の時代から頼りになる存在だった。
ゴルフの渋野日奈子と比較すると、少年時代ソフトボールと野球の違いはありますが、気配りとチームワークを大切にする姿勢は似ています。彼女の場合も、全英オープンの優勝からスマイルシンデレラというイメージで仮面を作られてしまいました。
稲垣啓太もW杯人気で笑わない男という仮面が作られました。どちらの顔もバランスの取れていない顔、決して美形ではない。AIで笑顔度を測定すると100点には程遠い。だからこそ、その表情と笑顔に味があり人気がでるのだ。感情をマニュアル化しようとするのは、日本人の悪いクセである。感情は変化するもの正解はひとつではない。
素直な二人は、作られたイメージとどうやって向き合うか、かなりのストレスを感じることになると思う。二人ともコミュニケーション能力の高いタイプだからだ。マスコミは、面白いおかしく突っ込むだろう?作られたイメージに洗脳されたファンは、常に笑うか笑わないを期待している。マスコミ対策は、あまり真面目に相手にしない方がいいと思う。自分が楽しむ範囲で付き合おう。無理して笑わないスタイルもよくない。最後だけは、ニコっとして欲しい。笑顔は愛嬌です。
ニコッとするだけで心理学でいう対比効果をうまく利用できるからだ。稲垣啓太の強面の顔でニコッとすると相手との距離は急接近するのだ。コミュニケーション密度は高まり、相手はこころを開き、笑顔になりやすい。
笑わない男から国民的スター 渥美流 笑顔を磨いて、ラクビーの寅さんになって欲しい。
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