明るく「ハイ」と言おう
コロナ禍、さらにウクライナ・・・。暗いムードが漂っています。こんなご時世だからこそ、言葉の力で明るく元気にいきたいものです。
言葉には不思議なパワーがあります。
ヘルパーさんから「はい、これからお風呂に入りますよ」と優しく言われ、見たこともないような飛び切りの笑顔をした親父の顔が忘れられません。「ハイ」というに言葉は、人の心を笑顔に導く不思議なチカラがかくされています。
一つは、元気に「ハイ」と言った時の語尾「イ」の言葉は、口元が自然に上がり、顔が笑顔の形になりやすくなります。
口元が上がった笑顔のサインは、人間関係の不安感を取り除き安心感を高めます。形だけでも効果があります。スマイルマークは必ず口元が上がり、世界中の人々から親しまれています。
二つ目は、「ハイ」は使っているうちに自然と気分がハイになるということです。
「ハイ」と返事をするだけで、呼吸との関係でノドの声帯が開き、顔の形だけでなく、声まで明るくなります。
子供の頃、先生から「わかりましたか。わかったら大きな声で『ハイ』と返事をしなさい。」と教わりました。参観日の教室は「ハイ」という元気な返事でいっぱいです。私は「ハイ」と言って返事をしているうちに答えをわすれてしまい、顔を真っ赤にした苦い思い出があります。
「ハイ」「ハイ」・・・連続して使い過ぎには、注意が必要ですが、大人でも「はい」という言葉は使っているうちに気分を高揚させます。
三つ目は、「ハイ」という言葉の後に、暗い言葉やイメージが続かないことです。
「はい、いやだな〜」とか「はい、疲れた」という否定文がきません。「いや〜、疲れた」です。「ハイ」という返事は、常に前向きの言葉です。「はい、わかりました」「はい、頑張ります」です。
苦しい時こそ、明るく「ハイ」と答えよう。皆さんわかりましたか。「はい」・・(笑)
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