新型コロナより怖い人間 1
いま、未知のウイルスが世界中に猛威を振るっています。人間は未知のものに対して恐怖を抱く動物ですね。
だんだんとウイルスの正体が見えてきました。マスクの買い占めなどで社会不安も高まりました。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
情報の洪水の中、洗脳されてませんか?
新型コロナウイルスの恐怖を整理してみましょう。
さて、おさらいです。
WHO(世界保険機構)によると、新型コロナの感染力は一人の感染者から2〜3人に感染する可能性があります。その感染力は毎年やってくるインフルエンザと同等か、少し低いレベル。致死率は、約2%程度で、同じコロナウイルスの仲間と比較するとSARSコロナウイルス(約10%) 、MERSコロナウイルス(約34%)感染力と致死率から考えるとインフルエンザと同じ程度と考えられます。
感染ルートは二つ。一つは咳やくしゃみなどの飛沫を吸い込む「飛沫感染」。二つ目は、感染者のウイルスが付着したものを手で触り、その手で口や鼻、目を触ることで体内に入り込む「接触感染」です。特徴はインフルエンザと違い、長時間空気中に漂ったウイルスを吸い込むことで感染する「空気感染」はないとされています。
WHOが推奨する感染予防のための行動指針は
・目、鼻、口を触らない
・アルコール洗剤か石鹸を使い、こまめに水で手を洗う
WHOの推奨する感染予防には、マスクの着用はありません。
逆にマスク着脱の際に手で口や鼻、目を触る機会が増え、感染リスクが高まるという専門家もいます。
一番大切なのは、こまめに手を洗うことです。
新型コロナウイルスは、わずか3ヶ月で地球全体に広がりました。アフリカで進化した人類の先祖が世界に広がるのに5万年かかりました。この驚異のスピードこそ、新型コロナウイルスの特徴です。しかし、ウイルスは動きません。誰が手を貸したのかというと人間です。
賢いはずの人間が、自ら新型コロナウイルスの罠にかかり広げてしまいました。
コロナより怖いのは人間です。
新型コロナは、人間の幸せを求める本能、コミュニケーション活動、愛と汗が大好きです。
人間は関係の中で生きる動物、人間の気持ちという弱みに付け込む厄介な敵です。
あなたは人間やめますか?
明るい未来に向かって、やり続けなくてはならないウイルスとの共生する知恵を提案します。
政府の方針は、新型コロナウイルスの予防にはなりますが、マスク着用、三密、新しい生活様式では、笑顔あふれる未来の社会は描けません。
<続く>