🔳アフターコロナの提言1
社長の笑顔がすべてのはじまり
あるショッピングセンターの入り口に「お客様を笑顔でお迎えいたします」とスローガンが大きく掲示されていました。
その下に、スタッフの笑顔の写真が貼ってありました。
・・・・よく見ると中央の店長の写真が怖いです。
笑顔の苦手な経営者ほど、スタッフに笑顔を訓練しようとします。
いまマスクで顔が隠れ、笑顔の表情が伝わらないのでなおさらです。
コロナ前ですが、テレビを見ていて驚きました。
「仕事だから笑顔をつくりなさい!歯を出せ!」とサルを調教するような笑顔の訓練風景を見て唖然としました。
無理やり歯だけを出して、目が全く笑っていません。調教師が帰った後のリバウンドが怖いです。
日本人は笑顔が苦手です。
何故、苦手なのか?
みんな頑張って笑顔を作ろうとするからです。
頑張れば頑張るほど、できないのが笑顔です。
大切なのは、頑張るのではなく、リラックス。
コミュニケーションが取れれば、みんな簡単に笑顔になっちゃいます。
そして、笑顔を通していろんないいことがつながってきます。
笑顔専門のコンサルタントを初めて30年が過ぎました。
僕の自慢は、社長を最高の笑顔にすることです。
顧問先にルミネがあります。今まで五人の社長に使えてきました。
昔の話ですが、もともとがJR東日本の子会社で駅ビルを一つにまとめた館がルミネです。
社長は鉄道育ち、あまりファッションに関係なく、安心安全第一で真面目に取り組む会社でした。笑顔とは程遠く、社長の顔は強面で怖かった。
7&Iグループ専門店会の総会に招待された時、理事の方が僕を紹介してくれました。「ルミネのH社長を笑顔にした男です」と、その時の理事達の驚いた顔は忘れられません。ルミネに出店していた専門店の社長は、H社長から直接笑顔の理念を特訓されたんですね。間違いなくルミネの飛躍の原動力は社長の笑顔からです。専門店のたくさんの社長との出会いも生まれました。
苦しい時こそ、社長の笑顔です。頑張っている社長ほど、真顔が怖い顔になりがちです。
外面で損をするな!
笑顔が儲かるのです。
笑顔が儲かるかどうかは、その繋げ方に秘密があるのです。
最も影響力のある社長の笑顔と理念を具現化する仕組み、それと少々のコツさえ掴めばいい。
アフターコロナ時代の笑顔が最大の差別化戦略になります。
笑顔の苦手だった社長ほど、味のある個性的な笑顔になります。
お客様の心が開けば、サイフも開く。
笑顔は、人と組織を元気にし、お金と運を引き寄せるコミュニケーションの「技術」です。
一番影響力のある社長の笑顔が、すべてのはじまり。
日本のリーダー、外面で損をしている菅総理にも教えてやりたい!