【笑顔づくり】外面で損するな!
コロナ禍で、時代が大きく変わりました。
特に接客サービスの分野で、タブレットでの注文やセルフレジが当たり前になり、人の活躍ね場が減りました。マスクをすることに抵抗感がなくなり、顔の表情に鈍感になっていませんか?
よく、「口先だけでいいこと言ったって・・・」なんて言いますが、口から出た言葉よりも「顔」の表情が多くを語っていることがあるんです。
お友達や同僚と、こんな実験をしてみてください。
向かい合って、冷たい感じで「ありがとうございます」と言う。
とびっきりの笑顔で「バカヤロー」と言う。
さあ、どんな感じがしましたか?
表情と言葉が正反対のとき、あなたはどちらを本音と受け止めたでしょうか?
「笑顔が人間関係に及ぼす効果」については、1970年代にある実証がなされています。「メラビアンの法則」といいます。米国の心理学者 アルバート・メラビアン博士が話し手が聞き手に与える印象がどのような要素で形成されているかについて測定したところ、次のような結果がでました。
顔の表情 55%
声の質 38%
言葉 7%
つまり、相手の印象の93%を言葉以外の要素で判断してしまうということです。とりわけ「顔の表情」が55%と大きな割合を占めています。
日本のパフォーマンス学の第一人者 日本大学名誉教授 佐藤綾子氏が日本人を対象に調査しました。人が好意を感じるかどうかの判断になるもとは、「顔の表情」が60%を占めました。
日本人は「あの人は外面がいいんだから・・・腹の中は何を考えているかわからない」「外見よりも心だよ」とよく言います。でも心よりも「顔の表情」に影響されるんです。
外面で損をしてはいけませんよ。
【笑顔の法則】
人は、あなたの言葉よりも「表情」を信じる!