【入社式】笑顔で幸せをつかもう
入社 おめでとうございます。
今年の新入社員は歴史に残る大変な学生時代を過ごしました。コロナ禍で入社式、授業、クラブ活動、友達作りなど、大学生活で一番大切な人間関係を結ぶ機会が極端に少なかったです。その反面、AIの急速な進化、WEBの活用など新しい文化が生まれました。
マスク生活が始まり、顔を隠すことも当たり前になりました。やっと、卒業年度になりアフターコロナ時代になりましたが、対面式のコミュニケーションの欠如は、なかなか元には戻りません。その課題をチャンスとして捉え、社会人として大きく育ってほしいです。幸せを掴むお祝いの行動指針を提案いたします。
「頭がいい人」より「感じがいい人」を目指せ
仕事は一人ではできません。外面で損をしてはいけません。
感じがいいかどうかは、笑顔があるかどうかで決まります。昔、イギリスのBBC放送局が笑顔の取材にやってきました。その時に聞いた話が忘れられません。アメリカのカリフォルニア大学で40年にわたり、卒業アルバムの写真から笑顔の人とそうでない人を選び、卒業後それぞれどんな人生を送ったかを聞き取り調査しました。それがBBCの番組で特集を組んだそうです。ちなみに知的レベルは同等と考えていいでしょう。
結果は、笑顔のある人の人生は「おだやかで平和な人生」になり、
笑顔のない人の人生は「浮き沈みの激しい人生」になったそうです。
「波乱万丈」というといかにもドラマチックな響きがあります。穏やかで平和な人生というと平々凡々とした人生をイメージするせいか、波乱万丈な人生の方が遥かに充実した、あたかも幸せのバロメーターとして高く評価する傾向があります。しかし、穏やかでへいわな人生という意味は、ずっと幸せが続くということです。順風な人生は幸せこのうえのいことです。
笑顔の素敵な人は、人間関係に恵まれ、家族愛に包まれ、大きな苦労もなく、平和で和やかな人生を歩むのです。
ある心理学セミナーの広告で「コミュニケーション能力がある人とそうでない人の差は、年収にして二倍の差がある」というコピーを目にしたことがあります。
アメリカの経営トップ1%の成功者1500人に成功できた理由を尋ねたところ、72%がコミュニケーションに関する勉強が一番役立ったと答えました。
コミュニケーションの主役は「笑顔」です。
つまり、笑顔に代表される「感じの良さ」は隠れたビジネスツールになる時代です。
自分らしい笑顔で接するだけで、人が集まってきて、楽しい関係が築けます。
そして、人から好かれ、信頼されると、努力した以上にスムーズにことが運んでいきます。
仕事も、家庭も、うまくいき、運まで味方になります。
笑顔の極意は生き方の極意です。