【ハッピー笑顔塾】 笑いのルーツ(仏教と笑い)②
聖徳太子の時代になり仏教文化が日本に上陸します。
日本の神道は、すべてを受け入れ融合しました。日本の歴史を正しく理解するには神道なきには語れませんが、非常にわかりにくいです。
なぜならば一冊読めば理解できるような手引書、教典や聖典がないからです。
神道や仏教よりもキリスト教のほうが理解しやすく親しみやすく感じます。
世界から見ると日本人は、クリスマスを祝い(キリスト教)お寺で除夜の鐘を聞き(仏教)、神社で初詣をする(神道)不思議な国民です。
なんせ貧乏神までいるんです。
仏教では親切をすることを「布施」といいます。
布施とはお金や物を与えることですが、お金や物のない人でもできる布施を教えています。
それが「無財の七施」です。
その中に「和顔施」(わげんせ)があります。
あなたがそこに ただいるだけで
その場の空気が あかるくなる
あなたがそこに ただいるだけで
みんなのこころが やすらぐ
そんなあなたに わたしもなりたい
相田みつをさんの詩は、仏教の教えをたくさん詩にしています。
僕は大好きです。この詩は「だだいるだけで」です。
これが「和顔施」です。
ニコニコしていることは、周りの人を幸せにすることだよ。
そして、自分の幸せにもつながってくるんだよ。という教えです。