怖いのは「愛情ホルモン」 オキシトシンの欠乏症
コロナ禍で非接触の時間が長く続きました。
脱コロナ時代になっても人間関係の希薄さは続いています。
人間は、生まれた瞬間からオキシトシンという愛情ホルモンが作動します。
人間は、人と人との関係の中で成長してきました。
そして今、コロナ禍が去って見えてきたものは、非接触活動が進化していることです。
怖いのは、オキシトシンの欠乏症です。
飲食店に入ると注文はタブレット、配膳はロボット。レジは、セルフ化。
急速に非接触活動が進んでいます。
しかも、バーチャルリアリティの映像の世界が現実とすり替わります。
人間の感情の世界は、リアルとバーチャルの世界を区別できません。
ファミレスにいる子供たちを見るとおとなしいです。昔のように騒いでいる子供たちが消えてしまいました。みんな下を向いてゲームの世界に入り込んでいます。夢中です。
これがAIの罠だとしたら、恐ろしい未来がまっています。
人間の行動の癖は、無意識に目的と手段がすり替わってしまうことです。
自然な喜怒哀楽の中に「幸せ」があるということです。
その危機を救うのは「笑顔」しかない。