多慶屋スマイルキャンペーン 2
スマイルキャンペーンといえば、笑顔の専門会社 笑顔アメニティ研究所に仕事の依頼や相談が多くありました。多慶屋とは、今のところ仕事の関係はありませんが、実にもったいない。理念を具現化する仕組みと連動しよう。
事例を紹介します。
定期的に行われている百貨店やホテルなどのスマイルキャンペーンは、接客サービス向上の挨拶運動が中心に運用されます。
例えば、キャンペーン期間中は、社員通用口の前に役員や担当リーダーが立ち、率先して挨拶をする。同時にマナー研修や笑顔研修が行なわれます。
しかし、欠点は笑顔の体質にならず、キャンペーンが終わると元に戻ってしまいます。
なぜならば、笑顔というよりは挨拶中心で、やらされ意識が強く、楽しいキャンペーンでないからです。何でも、楽しくないと続きませんね。
笑顔アメニティ研究所のスマイルキャンペーンは、社員のモチベーションをあげ、生産性を高めます。参考にしてください。
接客環境づくり、働きやすい環境。作業を減らし、接客時間を増やす具体的なアクションをします。例えばルミネや名古屋高島屋では、会社の政策として、バックヤードを整備して、売り場ストックを減らし、作業時間を軽減しました。当然、売り場もきれいになりました。
スマイルとは何か?
相手がいるから笑顔。
笑いと笑顔は違う。
多慶屋は全く分かっていませんね。笑顔の基本知識と技術を学びます。
アイコンタクトの習慣化を繰り返し徹底します。
東海道新幹線や空港アテンダント CAや車内販売のN R EやJRパッセンジャーなど笑顔運動は広がりました。
お客様が笑顔になるシナリオをづくります。20年以上前になりますが、日本S C協会のロールプレイング大会やルミネスト大会など作ってきました。今なおバトンがつながっています。
最高の笑顔の身分証明書づくり。ディズニーキャストの笑顔写真に負けないレベルです。以前リサーチした時、オリエンタルランドの本社入り口に、写真館がありました。そこでプロがキャスト一人一人に証明写真を撮影していました。僕は感動し、ディズニースマイルのこだわりを学びました。一枚の写真にお金をかけていました。お金はかけられなくても手間暇かけて、とびきりの笑顔写真を撮影します。おでこを出し、口角を上げ、歯を出して笑顔を作ります。
売上を上げる。
お客様の心が開けば、サイフも開く。楽しいとお金を使いたくなります。声かけ三倍、接客二倍。お客様の購買行動を分析し、入店客数アップ、セット率アップ、売上、リピーター、カード比率アップを数字で検証してきました。
そんな笑顔コンサルタントから見て、タケヤのスマイルキャンペーンにアドバイス。
今回の成功は、面白いからマスコミが飛びついた。笑いマスクのお陰で、たまたまうまくいったようですが、その長所と運を営業に生かして欲しい。
反響の大きさに一番驚いているのは、多慶屋スタッフでしょう。
<長所>
1.歯を出して笑うマスクをつけたことで、笑顔の素晴らしさに気付いた。
お客様から気軽に話しかけてくる。地味な制服で黙々と作業をする姿。
シャイな社員達が一番驚いた笑顔のチカラの発見です。
2.マスコミにも注目され、会社の雰囲気も明るくなった。
明らかにモチベーションアップになっている。
真面目な販売員が多いがシャイな性格。
若手メンバーが中心に今回の企画もでいたようだ。社風の若返りを図れるか?
<短所>
今回の調査でたくさんのタケヤスタッフと話をした。
マスクの笑い顔のせいか、お客は笑顔になりやすく、笑いながら販売員に話しかける。
いい雰囲気だが・・・
お客様から見ると笑顔に見えても、販売員のノリが悪すぎ。笑いの仮面を被っているのに、テンションが低い。販売員とお客様の心と顔の印象度のギャップが大きすぎ、キャンペーン後のリバウンドが恐ろしい。
https://www.youtube.com/watch?v=YiWFpq979b0
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笑顔アメニティ研究所のスマイルキャンペーンは、社員のモチベーションをあげ、生産性を高めます。
具体的活動の参考にしてください。
仮面マジックは、いつまでも続きませんよ。
https://www.nippon.com/ja/news/fnn2020082376297/
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